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そういえばリョウさん、って色々仕事経験されてますけど。
ハローワークで探してるんですか?

あー、ハローワークで就職活動してたこともあるけど。ハローワークで見つかったのは中古車営業と他一社だけかな?

え?そうなんですか?

そうそう、ハローワークって意外と即戦力求めてるところが多いのと……
アナログな体質だから、俺らみたいなのが探して見つけやすいところじゃないのよ

そうなんですねえ……じゃあ、どうやって探してたんですか?

まあ北海道だから、まず地元の求人情報誌「アルキタ・ジョブキタ」などの情報誌、あとは……リクナビとかマイナビだな。

そっちのほうがいいんですか?

アルキタやジョブキは、ハローワークみたいに求人情報や会社情報が充実してはいないけど。
本当に採用したいってお金出して載せてる企業が多いから、問い合わせもきちんと対応してくれるし面接にもつながるケースが多かったな。

そうなんですね、今もそのやり方が一番探しやすいですか?

いやあ、今は障害を抜きでやるとしたら、若干変わってくるな。まずは当時の探し方から説明するかねえ
当時の状況
障害がまだ診断されていなかった頃、仕事探しはいつも「感覚」と「運頼み」でやってきました。
実はこの時期の経験こそ、今の就労ノウハウのベースになっています。
当時、障害がまだわからないと言え、「化学物質過敏症」の持病はあったので、この点で探しにくさがあったんです。
そして当時は診断がついてなかったけど、実は発達などがあったこの状態で就活することを「グレーゾーン就活」というらしいですね。
この記事では、まだ障害名がついていない状態の自分が、どんな視点で求人を選び、どうやって「無駄を減らして働けそうな場所」を見極めていたのか、そのコツと実体験を紹介していきます。
【1】紙とWebの併用!当時の就職活動の基本ツール
◼︎ 地元密着系フリーペーパーを使い倒す
当時よく使っていたのは、北海道圏の「アルキタ」「ジョブキタ」などの地域密着型の求人誌。
または同じく地域密着型求人誌で無料で入手でる「タウンワーク」て、地方色の強い中小企業が多く掲載されていました。
掲載企業も中小零細が多いため、大手と違って「個人の事情に柔軟な対応をしてくれる」可能性が高かったのも理由です。
※大手だと応募数が多いため、基本書類段階にて疾患もちだとさらに不利になるため。
◼︎ Web媒体の活用で効率UP
特に便利だったのが「ジョブキタナビ」や「アルキタナビ」
これはネット版のジョブキタやアルキタで、会員登録しておくと職歴入力・履歴書データの作成が可能です。
注目ポイントは「問い合わせフォーム」ここに個人的な事情――たとえば、
「化学物質過敏症のため分煙環境が整っていないと難しいのですが、対応状況を教えてください」
などを書いておくと、面接前に企業から返答が来たり、面接日程の連絡と一緒に教えてもらえることが多かったのです。
このやり方で、無駄な面接・体力の浪費を減らすことができました。
例えばとある配送や運送業では「長時間の高速のため車内でタバコを吸うなと言えないので、対応がむずかしいです」とか。
「倉庫の入り口に喫煙場所があって、そこから煙が来ることは多いです。それを踏まえてご検討ください」といった具体的な回答が来ることが多いんです。
※中には現場担当者にわざわざ確認してくれて、どういう喫煙所になっているかと回答してくれた担当者もいました。
【2】意外と役立った!マイナー求人サイトの使い分け方
◼︎「分煙あり」「マスク着用可」など条件を絞って探す
当時はまだ職場での全面禁煙が義務化される前だったので、「喫煙室と休憩室が同じ」なんて職場もざらにありました。
アレルギーや化学物質に敏感な自分としては、「分煙」「空調」などの条件を細かく絞り込めるサイトが助けになりました。
とくに使っていたのは、
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リクナビNEXT
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はたらいく
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マイナビ転職
いずれもプロフィールを登録しておけば、企業からスカウトが来る機能もあり、効率よく希望に合った企業を見つけることができました。
当時は書類選考と言えば「手書きの履歴書!」これを郵便で送るのが基本だったため、郵送代書類代、証明写真代をかけて履歴書を作り。
送った結果面接で、タバコダメならダメだね。となったら、相当しんどいんです。
だから、事前に聞けるこのシステムは重宝しました。
◼︎人気求人 vs ニッチ求人
人気の職種や大手企業に応募しても、やはり競争率が高く不採用も多かったです。
一方で、地元密着型のニッチ求人や、少し古風な中小企業の方が採用されやすいという実感もありました。
この経験から、自分の属性に合った「無理のない求人」を選ぶコツが自然と身についていきました。
そして、危ないと感じたらすぐに辞められるように立ち回っておりました。
【3】令和時代の主力:エージェントを使うという選択肢
◼︎ 担当者がつくというメリット
令和以降は、エージェント系サービスの活用がスタンダードに。
求人紹介だけでなく、
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履歴書の作成代行
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証明写真の加工(清潔感UP・スマホから送るだけなので写真代がかからない)
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自己PRや職務経歴の整理
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希望条件に沿った企業紹介
など、事務作業やブランディングまで手伝ってくれるのが特徴です。
◼︎「紹介されなくても価値がある」エージェント利用法
エージェントを使ったけど紹介されなかった――それでも得られるものがあります。
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デジタル履歴書(他社応募でもこれをテンプレに応用が可能)
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写真付きの履歴書・職務経歴書(添削してもらった精度のあるもの)
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面接フィードバック(面接に至った場合、落ちた理由を教えてもらえる)
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これらは自力応募でも再利用可能なので、「無料で書類作成支援してもらえる」だけでもかなり大きいんです。
【4】診断前の就活で気づいた「無理しないマインド」
当時はまだ、自分が「発達障害」や「双極性障害」だとは気づいていませんでした。
でも今振り返ると、以下のような動き方が自然と「体を守る行動」だったなと感じています。
別の疾患で身に着けたノウハウですが、これらは発達障害と双極性障害でもかなり役立つと思います。
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面接を減らすための事前質問
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分煙や設備環境を重視する求人選び
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大手よりも中小を狙う柔軟なスタンス
これらの工夫は、診断前でも“働き続けられる職場”を探す方法として有効だったと思います。
【まとめ】今の就活にも活きる診断前の経験
自分に診断がつく前の働き方、探し方は、ときに非効率に見えても「試行錯誤の蓄積」でした。
だからこそ、いま就活中の方、特に診断がまだついていないけど「働きづらさを感じている」人にとって、参考になる部分があれば嬉しいです。
またエージェントでも、まったく来ないところもあれば、疾患があっても案件を持ってくるところもあるんですよね。
なのでひとつのエージェントがダメだったからと、諦める必要や見限るのは勿体ないです。
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※グレーゾーン就活で診断を受けれてない、もしくはその程度までひどくない場合、エージェントに苦手な事として相談しておくと、マッチ率も上がります。
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(担当によりアタリハズレはありますので、この点はご理解ください💦)
✅ 最後に一言:行動に迷ったら
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地元密着求人誌で「自分の言葉」を伝える
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エージェントで履歴書を“人任せ”にしてみる
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人気求人ばかりでなく、穴場企業に目を向ける
小さな工夫が、自分の可能性を守るきっかけになるかもしれません。
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