働いたら年金がなくなる?知らずに副業して後悔した人たちの失敗パターンまとめ

障害者支援

働いたら障碍者年金がなくなるってほんとう?仕事じゃなくても副業でもそうなの?失敗事例

ファンキーガイ・リョウ
ファンキーガイ・リョウ

言いたくなければ言わなくていいんだが……そういえば晴美ちゃんは、障碍者年金や手帳に該当してるの?

菅原 晴美
菅原 晴美

一応、障碍者年金は……生活保護を申請した時に医師から該当するとの診断がでてるから、申請するように言われてます

ファンキーガイ・リョウ
ファンキーガイ・リョウ

あー、そうなんだ。でも作業所とか障碍者エージェントとか俺に聞きに来るあたり、働く意欲はあると思って言うけど。注意点ね

菅原 晴美
菅原 晴美

はい、なんでしょう?

ファンキーガイ・リョウ
ファンキーガイ・リョウ

働いたら打ち切りや減額になるケースがある、制度の関連手続きが落ち着いたら調べたほうがいいよ。後悔する可能性もあるからさ

 


働いたら年金がなくなる? 知らずに副業して後悔した人たちの失敗パターンまとめ

こんにちは、ファンキーガイ・リョウです。

今回は「障害年金を受給しながら、副業に挑戦して何かトラブルにならないか不安…」という方に向けて、制度の実態とよくある落とし穴を整理しました。

 


第1章|どのくらいの人が“働きながら”障害年金を受けているのか?

  • 障害年金受給者の約34%が就労中というデータがあります
    (身体障害約48%、知的障害約59%、精神障害約35%)
    (わくわく社会保険労務士法人(全国障害年金サポートセンター))
    → 全体の約3人に1人が、働きながら年金を受けている実態が読み取れます。
  • つまり「働いた=絶対支給停止」ではないということが制度上の前提です。

(ただし、打ち切られる人も多くいます。これに関しては、診断書の問題なので後日テーマを分けて記事にしたいと思います。)


第2章|年金が減額・停止になった!副業でよくある失敗パターン

◆ ケース①:クラウドワークスで収入が継続し、年間20万円超 → 確定申告必要に

  • 副業収入が「雑所得」として確定申告義務発生。更新時に「安定就労あり」とみなされ等級変更や停止が発生したケースがあります。

◆ ケース②:週数回のパート+不定期な販売継続

  • 雇用契約や勤務日数が定期的になると“就労”と判断されやすく、支給対象外になる可能性があります。

◆ ケース③:YouTubeやブログ収益を報告せず放置 → 年金事務所へ逆に通知

  • 給与口座の振込データや確定申告内容が、所得証明として年金機構に伝わるリスクあり。

これらのケースでは、副業でも“就労と判断されると支給対象が変動する”という落とし穴が共通しています。

(稼ぎ過ぎたら減額のケースもありますが、大抵の場合診断書で抑えるポイントをつたえて記載してもらえば問題ないことが多いです)


第3章|働いても支給は続く? 判断基準は?制度のリアル

✅ 障害年金は働いても受給できるが、判断基準に注意!

🔍 判断される要素(等級判定ガイドラインより)

  • 定期性や雇用契約の有無
  • 労働時間・業務内容
  • 業務中に受けている援助や配慮の有無(多くの人が一般クローズでなく、作業所や就労支援を通して障碍者雇用を選ぶ大きな理由の1つです)
  • 同僚との意思疎通・就労環境などの総合的評価(ソレイユ障害年金サポートセンター)

つまり、たとえ少額でも“定期的・継続的”な副業は「就労」と判断される可能性があるのです。


第4章|安全な副業かどうか、自分で見分けるチェックリスト

副業タイプ リスクレベル ポイント
アンケートやポイントサイト 🟢低リスク 不定期・短時間・非雇用
フリマアプリ(不用品販売) 🟢低リスク 不定期かつ収益少
派遣・短期バイト 🟠中リスク 書類提出や雇用契約に注意
クラウドソーシング 🔶高リスク 継続利用+報告義務あり
YouTube/ブログ収益 🔶高リスク 申告漏れ、収益証明で特定され得る
ハンドメイド販売(継続) 🔶高リスク 自営業とみなされるケースも

実際、これらの中でリスクが高いのは確定申告に発展する可能性のあるもの。受けてる配慮やまた活動量など、医者が判別しずらく診断書に落とし込みにくいことです。

実際、障碍者年金1級の寝たきりの人で「税理士や会計士などの士資格」をもっているから、ベッドの上で書類仕事をしていて就労と年金1級の基準を維持した人もいます。

 


第5章|対策と安心して稼ぐためのコツ

  1. 主治医に就労状況を共有し、診断書に反映してもらう(援助内容などを具体的に記載)(ソレイユ障害年金サポートセンター)
  2. 副業収入は必ず確定申告・収入報告することで「経済的活動あり」が公的に確認される
  3. 年金機構や社会保険労務士への事前相談で、不安な線引きや疑問をクリアに
  4. 年金の更新時には特に就労実態を確認されやすいので、記録を整えておく

第6章|まとめ:知らずに始めると後悔しかねない副業のリスク

  • 障害年金は「働くから止まる」とは限らないが、就労と判断される内容かどうかが鍵
  • 安易な副業は申告漏れ・支給停止・遡及返還などにつながる可能性あり。
  • 事前の対話・報告・相談があなたの「安心稼ぎ」に繋がります。

🟩 まずあなたができる行動

✅ 今の副業が「就労にあたるか?」を自分で整理してみる。
✅ 診断書に就労状況と援助内容が書かれているか確認する。
✅ 必要なら社労士に無料相談。安心して続けられる稼ぎ方を見つけましょう。


 

 

 

 

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