【実話】在学中に障害が判明…それでも大手に就職できた|新卒×障害者雇用という選択

ノウハウ系

ファンキーガイ・リョウ
ファンキーガイ・リョウ

それにしても晴美ちゃん、もう少しわかるタイミングが早ければなあ

菅原 晴美
菅原 晴美

?……何かあったんですか?

ファンキーガイ・リョウ
ファンキーガイ・リョウ

いや、甥っ子の高校の同級生が、新卒カードで障碍者雇用とかスムーズに大企業に就職しちゃったからさ。

菅原 晴美
菅原 晴美

あー、確かによく分からないままみんなと同じ大学行って、就職してそこで分かってというのは回り道感がありますね

ファンキーガイ・リョウ
ファンキーガイ・リョウ

まあ、若いうちにわかって立ち回りを作れると見る事もできるけど

菅原 晴美
菅原 晴美

でも発達障害だけだったら、確かに話はかわってきそうですね……

【実話】在学中に障害が判明…それでも大手に就職できた「新卒×障害者雇用」という選択


【導入】「障害がわかった」だけで、すべてが終わるわけじゃない

これはリョウの甥っ子の高校生で、同級生の発達障碍者が新卒で大企業に障碍者雇用で入った話です。

だいたい彼女のケースだと、発達障害は見てわかるレベルで、その女子生徒は自分の座席が頻繁に分からなくなったり、帰り道が少しずれると帰り方が分からないなんて人だそうです

誰彼構わず声をかけてしまうらしく、知らない人についていくことも珍しくないだとか。

私は「よくそれで、普通高校に通えてるものだ」と思ったのですが、なんとその子が大企業に障碍者雇用で採用されたとの話を聞きました


【セクション】彼女も周りもうすうす分かっていた

彼女は、なかなか就職先が決まらなかったらしいです。

そこで検査をすると発達障害と診断され、障碍者雇用なら受かるかも!と割り切ったようです。

うすうす、学校の進路指導や担任も彼女が「発達障害」を持っていると考えていたようで、親御さんをうまくフォローして彼女が働いて生きていきやすい選択肢を取るように話したらしいです。

結果、親御さんも無理して進学や一般での就労でなく、障碍者雇用の道を彼女に進める形になったようです。

そして最初から障害を理解し、随時フォローについてくれる大手企業に就職が決まったのです。


【実体験】「雇用されること」が彼女に与えたもの

  • 持続的なカウンセリングで、同僚や上司に「話せる」ようになった
  • 自分の心調の変化や病気のサイクルを認識し、独りでこもらなくなった
  • 経済的自立ができ、自信を持てるように
  • 就労支援で就労後も持続的フォローを得ている

…これらはすべて、「無理に大学へ進む」という他の道を選んでいたら得られなかった経験だったかもしれません。


【まとめ】新卒でも障害者雇用はある。そして、それは「チャンス」になりうる

  • 発達障害でも、新卒でも、大手を含め「理解のある企業」は実在する
  • 学歴にとらわれない、「仕事の適性」をみる企業も増えている
  • 自分を知り、マッチする作業を通して、「手続きする仕事」に出会える

 

発達障害が当たり前だった彼女を助けたもの

これは学校で進路指導の先生が動いて勧めたらしいです。

彼女が「障碍者としての就活」を手助けしてもらえるように、就労支援と彼女を繋げたらしいです。

彼女の発達は控えめに見ても、日常生活に支障がないとは言えない程度です。

そもそも乗るバスを間違えて、目的地手前で降りたとしても「どう帰ればいいかわからない」という話も珍しくないのです。

よく同じ学校の先輩後輩関わらず、帰り方を聞いてるのも珍しくない話だったようです。

 

ファンキーガイ・リョウ
ファンキーガイ・リョウ

リョウとしてはよく親御さん、一般高校に進学させたもんだと思っちゃうエピソードですよね……。

 

なので、学校の先生は彼女が慣れている通学ルートにある、「就労支援」を彼女に紹介して、つないだらしいです。

彼女が就労支援を移行して変わった事

就労支援はフェイクを入れるため、ここでどこの支援所かは明かしませんが。

「私がこれまで紹介してきた、3つのうちにあります」

同級生や後輩の話では、彼女がそこに通い始めると、異常に近かった彼女の人との距離感や無防備さがすごい改善されたようです

そしてそうこうしている間に、学校では「あの子が大企業の障碍者雇用に採用された!」というサプライズのような情報が駆け回り。

卒業した甥っ子にまで届くレベルで、知れ渡ったのです。

就労支援移行や訓練は早ければ早い方がいい

障害者も良くも悪くも成長して、学びます。

放置されて育ったような障碍者は、自分が痛い目を見る中で……学んで、ズルく法の抜け道を探す方向のテクニックを身に付けちゃうケースもあります。

 

ファンキーガイ・リョウ
ファンキーガイ・リョウ

内容を入力してください。俺が世話になっていた清掃の社長が民生委員もしてたから、雇った事あるけど。ズルいことばかり覚えて、すぐサボろうとしてダメだったという実例があります。

 

なので、発達障害など先天性のものはわかった段階で、早いうちに訓練と最低限の能力を培えるよう援助するのが、その人の社会的つながりも持てる近道なんです。

(※以下の就労支援に彼女の利用した事業所もあります※)

障害別専門支援の就労移行支援サービス【atGPジョブトレ】

【パーソルチャレンジ・ミラトレ】働く未来をあきらめない就労移行支援
(リョウ利用中!)

場所にもよりますが、基本若い人が多く集まっており、それぞれ傷病や自分の持つ疾患事別れ、興味のある分野の訓練。

また合同カリキュラムを通して、自分の傷病理解を深めたりしています。

病院の入院経験がある人やデイサービス経験者ならわかるかもしれませんが、ちょっとしたサークルのような集まりに近いものもありますので。

厳しい訓練所みたいなイメージをもって、怖がる必要はありません。

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました