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さてさて、色々と職業を転々としてきて分析してきたけども。

きたけれども?

この俺、リョウの障害程度がわからなかったら、参考にならんよね?

あー、確かにリョウさんぱっと見でなら、普通に健常者にしか見えないですもんね……今のところしゃべってても、私の前では普通ですし……

入院してきたのは晴美ちゃんが後だけど、俺、一応救急搬送で精神科に緊急入院になった口だからね?

そ、そうなんですか……私も夜中に搬送の任意入院でしたが、リョウさんもですか💦

そうそう、晴美ちゃんの前日くらいよマジで

私達、本当に同期入院みたいなものだったんですねえ……
リョウの実際の障害程度話します。
この記事では「発達障害・精神障害を抱えていても、就職・面接ができるのか?」というテーマに対して、筆者の実体験をもとに紹介しています。
「向き・不向き」の評価の前に──“その人の障害程度”を知らなきゃ、読者の参考になりませんよね?

持ってる疾患や持病は、過去記事で紹介しましたが……。
転職や就職について話すとき、「この仕事は発達に向いてるよ」とか「精神のある人はこれが無理だよね」といった話がよく出てきます。でも、それって本当に正確でしょうか?
というのも、同じ「発達障害」「精神障害」でも、状態や程度って全然違うんです。
今回、私自身の障害の程度を正直にお話ししようと思います。
「この程度でも一般職に受かってたのか」と感じてもらえたら、
今悩んでいるあなたが「まだ自分にもできるかも」と思えるかもしれません。
【第1章】私の診断名と程度──「そこそこ重め」なスペック
身体疾患
私の持つ身体疾患はこちらです。
- 化学物質過敏症
- 線維筋痛症
- 脊椎関節炎
- 関節リウマチ
- 色覚異常
- メニエール病
- 高次脳機能障害(精神か聞き忘れたためこちらに記載)
診断された精神疾患
私は以下のような診断を受けています:
-
双極性障害(躁うつ)2級
-
ADHD(注意欠如・多動症)
-
IQ70(境界知能レベル)
加えて、心理士からの評価としてはこう言われました:
「語彙力は平均程度あるけれど、相手とのやり取りに著しく支障がある。自分の考えを相手にうまく伝えられず、また相手の意図も正確に汲み取りづらい」
つまり、「伝える・伝わる」の根本が難しいタイプです。
じゃあ、面接ではどうしていたか??
面接ではとにかくやりたいこと、会社でバリバリ働いて重宝されたいこと、キャリアを形成したいを前面に押して乗り切ってました。
余談 採用だけされたい人へ
この面接の受け答えで、出世欲やキャリア形成を前面に押し出すのは今の時代ではすごく効果的です。
なぜなら、出世しても責任が増えて給料が増えない今の時代、現役労働者、特に若い世代のモチベーションは下がりに下がっているからです。
例え、未経験ノンキャリアでもやる気がすごいから育成すればモノになるかもしれないと。説得力を持たせられればリョウみたいな奴でも採用されるほど。
採用の可能性は上がるんです。
※説得力をどう持たせるかどうか、リョウのやったノウハウやポイントはこちらから

【第2章】精神症状のリアル──「表面は元気、でも実際は危ない」
躁状態のときには、自分が天にも昇る気持ちになり「ぶら下がり運動(隠語)」を本気でやろうとするほど、制御が効かなくなったこともあります。
また、ADHDの特性で、研修に集中できず、「態度が悪い」「ふざけている」と誤解されてモラハラを受けたこともあります。
実際に仕事中には、こんな事故もありました:
-
冷蔵倉庫で不注意からフォークリフトにひかれる
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中古車販売店での重大なミス(一歩間違えたら同僚の目や顔にけがをさせていた)
それでも、私の「しゃべるのは苦じゃない」という一点で、一般職の面接に受かってきたことも事実です。
【第3章】化学物質過敏症の壁──「働けるけど働けない」
さらに厄介だったのは、化学物質過敏症(MCS)です。
-
柔軟剤や香料で体調悪化
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リウマチの悪化で動けない日が増加
-
マスクが手放せない状態
当然、面接に行くのも一苦労。
コロナ以前は働き始めても「この人、変なマスクしてる」と煙たがられる。
防塵防毒マスク無しでは無理になったこのあたりで、「もう働けないんじゃないか」「自分に居場所なんかないんじゃないか」と追い詰められました。
【第4章】転機──救急搬送からの「診断」と「気づき」
体調もメンタルも限界を超えて、旅立とうとした日。
救急搬送されて、大きな病院で検査やカウンセリングを重ねて、ようやく出たのが上記の診断でした。
つまり──
「あのときの自分は、双極性+発達障害の症状ど真ん中だった」
ということです。
【第5章】その状態でも“一般雇用”で受かっていた事実
ここが一番伝えたい部分です。
私は、上に書いたような状態にもかかわらず、一般雇用の面接を何度も受けて、実際に受かっていました。
理由はシンプルです:
-
受け答えが明るく見える
-
質問への返しが“営業向き”に映った
-
障害を自覚してなかったから、持病は化学物質過敏症だけだと思ってた
- 自分のコンプレックスを逆に理由にして、前向きな志望動機と会社でやりたいことを熱弁した
【第6章】読者へのメッセージ──“できる”より“伝わる”を重視して
「発達障害と双極性両方でも受かることはある」──これは、私という実例が証明しています。
ただし、それが“働き続けられるか”とは別問題。
でも大事なのは、まず「自分の傷病程度を知ること」です。
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自分の診断名
-
どんな時に調子が崩れるか
-
コミュニケーションの強み・弱み
これを言語化できていないと、仕事の選び方も自己PRも、方向を間違えてしまうんです。
【まとめ】「診断を受けた」その先へ──“今できる一歩”を見つけよう
私のように、障害が分かったのは後からだった、という方も多いと思います。
でも大丈夫です。そこからスタートして、転職を考えるのは、決して遅くありません。
もし今、次の一歩が見えないなら、こうしてください:
✅ 今日からできる一歩
-
自分の診断・特性を紙に書き出す(箇条書きでOK)
-
自分がうまくいった仕事と“やらかした仕事”を思い出して比較する
-
就労移行支援・転職エージェント(障害者枠)などに情報収集だけしてみる
あなたの人生は、「その日の診断」で終わりじゃありません。
私のように「ここまでやらかしても受かった」人間がいるなら、きっとあなたにも合う道があるはずです。
こちら過去記事は、コロナ前とのエージェント比較記事ですが、

【パーソルチャレンジ・ミラトレ】働く未来をあきらめない就労移行支援
こちらは私の同行した相談支援員が、「想像以上にしっかりやっている」と驚くレベルで、カリキュラムがしっかりしてます。
また、無料で見学が可能で、気になればそのまま体験会を申し込むこともできます。
障害のある成人したお子さんを持つお母さんもカリキュラムを体験できるんです。
こういうのを活用して向き不向きや自分の付きたい環境を探すといいでしょう。
もっと早く紹介と就職に結び付けたいのなら、案件数も豊富な全国規模で定評ある転職サービスで、障碍者向けサービスもあります。
こちらは就労支援や訓練ではないので、注意が必要です。
ただし、企業情報や面接のアドバイスなど得られるのと、規模と評判がいいのもあり、
わりかし有能なサービスかと思われます。
(体感では一番面接にこぎつけられたエージェントサイトな気がします)
ちなみに次の記事では障害を自覚した上で、採用された契約社員の話をしたいと思います。
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