※この記事にはリョウの使ってるマスクの紹介PRがあります。
こんにちは、ファンキーガイ・リョウです。
今回は私が障害に気づくまで、そしてそれが就職・転職活動にどう影響したかを話そうと思います。
私が持っている障害は「発達障害(ADHD傾向)」と「双極性障害(躁うつ病)」。
そして、それに加えてもうひとつ、大きな壁だったのが 化学物質過敏症 という病気です。
実は精神疾患やHDHDが認知されたのって結構現代になってからなので、若い時から近年までは自分はまともだけど化学物質過敏症だけ持っていると思って生きてました。

正直、化学物質過敏症も病名として病気として存在を認めて貰えたのも、結構近年だからな!
活性炭マスクをつけるだけで「敬遠される」職場の現実
2017年頃まで、コロナ前の社会ではマスクをして働くこと自体が今よりずっと難しい時代でした。
私は体調を守るために「活性炭入りマスク」をつけて働いていたけれど、
職場の目は厳しかった。
-
「お客さんに顔が見えないのはダメ」
-
「そんなに体調悪いなら休んでくれ」
……そう言われて、どんなに説明しても理解されないことが多かった。
だけど私にとっては命綱。
香料や化学物質に反応して、頭痛・めまい・吐き気・難聴・思考停止などが起きる。
ひどく反応中には、「時計の見方がわからなくなる」「カレンダーが読めなくなる」といったこともあった。
年々悪化する香害と、過敏症との闘い
ここ数年で「香害(こうがい)」という言葉が出てきたように、洗剤や柔軟剤の香りが強くなりました。
それも、長持ちするために「マイクロカプセル」という技術が使われ、私の症状はさらに悪化。
活性炭マスクでは対応できず、最終的には防塵防毒マスクを使うレベルにまでなりました。
-
スーパーや電車に行くだけで体調不良
-
就職活動では「見た目」のせいで不利
-
通勤できる交通手段がほぼゼロ
まさに、社会生活から遠ざけられるような状態でした。
障害が発覚したのは、限界を迎えたときだった
そんなタイミングで、精神科での検査を経て「発達障害」と「双極性障害」が発覚。
さらに、リウマチまで見つかって、「働く」「生きる」って何だ?と人生を根本から考え直すことになりました。
リウマチは血液検査で結果の出るようなタイプでなく、脊椎関節炎という種類なんですが……。
悪化して、強直性関節炎にならないと身体障碍手帳の対象にはならないという、厳しい疾患の一つです。
それでも、働くことをあきらめなかった
うまくいかないバイトや短期の仕事ばかりで、すぐに辞めたり、体調を崩して辞めざるを得なかったり。
同級生は結婚して、出世して、安定した収入を得てる中、私は劣等感の塊だった。
だから就労に拘って、面接を受けつづけて生保脱却から諦めなかった。
でも、ふと気づいたんです。
こんな状況でも「面接で受かってる」って、すごいことじゃないか?
働くことに向いてない、社会に馴染めない、そう思ってたけど、
自分なりにちゃんと「社会に挑戦し続けてた」って事実が、自信に変わりました。
おまけ:リョウが当時化学物質過敏症で使ってた防毒マスク
・活性炭入りマスク(コロナでも防毒マスクは就労に支障がでるため業務用)
・別タイプキーメイトマスク(防塵防毒マスクを使わない過敏症患者の多くが使ってたマスクです)
・重松製作所の防塵防毒マスク(フィルターは防塵防毒タイプのものです)
|
※ちょっとナウシカのマスクっぽいので、患者さんの中にはナウシカというアカウント名にする人もいたりします。
同じ悩みを持つあなたへ:私の経験が力になれたら
だからこそ、今こうしてブログを書いています。
「発達障害」「双極性障害」「香害」「就職」「転職」「面接」「障害年金」――
どれかひとつでも悩みが重なる人に、少しでも「自分だけじゃない」と感じてほしい。
そして、必要な情報を届けられるような場所にしていきたいと思っています。
今後の予定:防毒マスクで働ける仕事、探してみたシリーズも執筆中!
防毒マスクつけながらできる仕事?
障害者雇用で本当に配慮される職場ってどこ?
面接で自分の症状をどう伝える?……などなど。

次回以降、面接での伝え方とか、私のリアルな経験と失敗談・成功談を交えてお届けします!
また障碍者目線で向き不向きを考えた仕事も書いていきたいと思います。

できれば、私みたいな若い人向けにも発信してくださいね

勿論、大人の発達障害って精神疾患とかになんて、
精神科とか行かないとマジで分からないからな!

私みたいな人って、大勢いると思うので……
コメント