精神・発達障害と気づいたら最初に読もう!就労支援でできる“自分の取り扱い説明書”の作り方

体験談

※この記事はPRを含みます。

ファンキーガイ・リョウ
ファンキーガイ・リョウ

それにしても晴美ちゃん、今悩んでるんだっけ?

菅原 晴美
菅原 晴美

そうですねえ、リョウさんみたいに一般でオープンでチャレンジしてみるか、それとも作業所に行くべきか……

ファンキーガイ・リョウ
ファンキーガイ・リョウ

確か、俺と同じ「発達障害」と「双極性障害だっけ?」

菅原 晴美
菅原 晴美

そうですね、ADHDとあとイマジネーション系の障害もあると言われてます

ファンキーガイ・リョウ
ファンキーガイ・リョウ

診断出て1年も経ってないはずだけど、病状把握ってもうできたのかい?

菅原 晴美
菅原 晴美

いえ、入院中に「双極のハイ」を経験したくらいなので、あれ以来落ち着いてはいるんです

ファンキーガイ・リョウ
ファンキーガイ・リョウ

俺もそういう時期があって、ある日突然痛い目をみたからなあ……

菅原 晴美
菅原 晴美

そうなんですか?今度参考までに聞かせてください

精神・発達障害と気づいたら最初に読もう!就労支援でできる“自分の取り扱い説明書”の作り方

こんにちは、ファンキーガイ・リョウです。

55歳、発達障害と双極性障害を抱えながら、それでも働いて、書いて、伝えてる男です。

もしあなたが、診断されたばかりで「これからどうすりゃいいの?」とモヤモヤしてるなら、今回の記事は“最初の一歩”として役立つはずです。


🧠1. 精神・発達障害の診断後、最初にするべきことは?

◆「何ができないか」より「何に困りやすいか」を知る

診断を受けたばかりの頃って、何から手をつければいいか分からない。でもまず必要なのは、

  • 自分がどういうことで困りやすいのか
  • 逆に、何が得意だったり、続けやすかったりするのか

“言語化”することです。

例:「人と話すのは平気だけど、メモを取るのが苦手」
→ コミュ力を活かす仕事はOK。書類管理などは配慮が必要。

◆診断名だけにとらわれない

「ADHDです」「うつ病です」「自閉スペクトラムです」と言われても、それは入口にすぎません。

大事なのは、どんな時に困って、どんなサポートがあれば働けそうか。これを少しずつ見つけていくのが、「自分の取り扱い説明書」の始まりです。

私リョウの場合、症状理解が出来てると思ったらできていなかった話!

例えば、リョウの場合……診断を受けて、3年間くらいは鬱の方が強く、ハイになるときは「条件のいい求人」を見つけた時になることが多かったです。

最初は振れ幅というか、出方や傾向はこんなものかと思っていたのですが……。最初に就労支援を考えてた時に、いきなり予兆もなく「極度のハイ状態」を経験しました。

  • 就労支援を利用しようと思っていたのに就活が我慢できず抑えきれなくなった
  • 手当たり次第に面接を受け捲くった
  • 1か月の間、23時間起きて活動してて、1時間しか眠れなかった
  • ハイですべてがフル稼働だったため、10社中3社から1か月で採用が出た
  • 人の話を聞ける状態じゃなくなっていた
  • 23時間口コミサイトでポイカツして、一人で25000レビューほどをひと月にして不正ツールを疑われてアカウントが停止になった。
  • 採用後に上記アカウント停止を食らい、反動で抑うつに戻った

上記は1か月の間に全部体験した内容です

こんな極端に、しかも1時間しか眠れないのに23時間も動けたのは後にも先にもこの時が初めてです。

こんな状態で採用の出た会社に行っても、うまくいくはずもなく。

ここでようやく、私リョウは「就労支援」のカリキュラムを使って、病気と向き合い。

  1. 双極性障害のコントロールのコツ
  2. 発達の向き不向きを考える
  3. 自分に向いてる向いてない職を考える
  4. 精神と発達に向き合う助けをかりる

ここに到達しました。

利用したのは双極性のハイ中に、見学をしたミラトレです。家の近くに拠点があり、カリキュラムの教本がしっかりしていたので。

障害者転職にしろ、作業所を選ぶ前に、こちらで「病気を理解」「自分を把握」「向き不向きをハッキリ」させることにしました。

ちなみにこちら、障碍者向けのエージェントも経営している会社でもあり、そのツテや企業間のデータノウハウも宛にして選んだ経緯があります。


※なお、都市部に特化してる支援なので、事業所がお近くにない可能性もあり。


🏢2. 就労移行支援ってどう使う?

◆就労移行支援は“訓練の場”

就労移行支援は、「一般就職を目指す障害者向けの通所型施設」です。通うことで、

  • 生活リズムの安定
  • ビジネスマナー
  • パソコンスキル
  • 自己分析

などを身につけられます。

◆“自分の傾向”を分析してもらえる

職員との面談、日誌記録、行動フィードバックなどを通して、

  • どういう場面で不安が出やすいか
  • 作業の集中力や継続性はどうか
  • 自分の疾患はどういう風になりやすいか?

といった“客観的な自分”が見えてきます。

それを元に、「自分の取説」を少しずつ形にしていけるのが最大のメリット!


🔍3. A型・B型作業所という選択肢も

◆一般就労がキツい時の“中間ステップ”

「いきなり会社で働くのは無理そう…」という人には、

  • A型作業所(雇用契約あり)
  • B型作業所(雇用契約なし)

の2種類があります。

A型の特徴:

  • 最低賃金は保障される
  • 労働者として扱われる
  • 出勤や責任が一定求められる

B型の特徴:

  • 工賃(時給100円〜200円など)
  • 出勤義務はゆるい
  • 体調を見ながら柔軟に通える
  • 昼食が出たり送迎がある場所もある
  • 知的の重い人がいるケースは多い

※割と発達の軽い精神障碍者の中には「大人の幼稚園じゃん」と、そこに耐えられれなくて辞めちゃうケースもあるようです。

◆“就労実習”として利用できることも

実は、就労移行支援から作業所への実習プログラムを体験できることもあります

自分に向いている仕事の傾向を試せる良い機会になりますよ。

私リョウのケース

私リョウの場合は、本当にマスクと化学物質過敏症で30年を浪費させられたという思いが強いです。

そのため、マスクが使えるところなら「文句を言わず」「選んでいられる立場じゃない」という思いが強かったんです。

そのため、高校時代にやりたい仕事とかは勿論ありましたが……。

自分の向き不向きや、やりたい仕事をさがすとかそういう贅沢を言っていられる立場じゃなかったんです。少なくともそう考えてました。

そのため、考え方をフラットに、一回リセットするためにも。A・B型作業所へいきなり行くのではなく……見学で見たカリキュラムを思い出して「就労支援移行」という手段を考えたんです。

【パーソルチャレンジ・ミラトレ】働く未来をあきらめない就労移行支援




勿論、ミラトレが近くに無い!という方は他の就労支援を活用するのも手です。

atGP!リョウの注目の就労移行支援!障害者ごとに特化した多分岐的訓練!

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ちかくにミラトレが無いなんて方は、こちらを検討してもいいと思います。

こちら、老舗的な支援をこれまでしてきましたが、近年「疾患ごと」に応じたカリキュラムや事業所を展開しています。

もし、今こちらが家の近くにあったら、リョウとしては躁鬱コースでうつ病向けのカリキュラムを選んでいたかもしれません。

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📝4. 自分の「取り扱い説明書」を作るとは?

◆シート例:

  • 苦手なこと → 書類整理、複数の作業を同時に進めること
  • 得意なこと → 一つの作業を丁寧に続ける、発想が柔軟
  • 必要な配慮 → メモを取る時間、静かな作業環境、活性炭マスク必須
  • 調子が悪くなるタイミング→低気圧、悪天候、季節の変わり目、冬季期間など。

これをまとめておくと、ハローワークや支援員、企業面接でもスムーズに説明できます

例えば朝が苦手なら、昼からの出勤で相談をしたり。企業側もできそうな配慮を提案することもできるんです。


✅5. まとめ|最初は「知ること」からで大丈夫

診断されたからといって、すぐに無理に動く必要はありません。

まずは、

  • 自分の傾向を把握する
  • 支援機関(就労移行・作業所)を頼る
  • 自分の「取扱説明書」を言葉にしてみる

という“準備期間”からスタートすればOK。

焦らなくてもいい。あなたのペースで、一歩ずついきましょう。


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これらの事業所が本当に「アテになるのか分からない!?」「地元の就労支援の支店にあまりいい話を聞かない!」って方もいるでしょう。

その場合、地元の「相談支援室」「病院の地域連携室」「訪問看護」など、を利用して聞いてみるのも手です。

これらの人は多くの障碍者さんと関わってきてるので、場合によっては利用者の体験談や情報、また就労支援の実態を聞けることもあります!

リョウは「訪問看護」さんからもミラトレの前向きな評判を聞けたのもあり、第一候補になってました。

まとめ

診断を受けたばかり、また今まで普通として生きていていきなり「あなたは障碍者です」と言われたら、混乱するし困惑して当然。

どうしていいか分からない。それでも働かないといけないってなりがちです。

世帯の家庭環境や状況が許すなら、まずは福祉の支援や助け、また相談支援をうけたりしましょう。

焦っても、悪化するだけでいいことはありません。

発達や精神障碍者にとって、「福祉の活用」は「社会生活を送るための必要な武器」なんです。

ぜひ、55年の紆余曲折を経てたどり着いたリョウの考えと、体験があなたの役に立ちますように!

 

 

 

 

 

 

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