
この記事は以下の記事の後日談です。就職してしばらくした矢先のトラブルと、ピンチにどう乗り越えたか?という体験インタビュー記事になります。
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※この記事は特定を避けるために、フェイクを交えています。
※この記事は利用した団体や就労支援移行など、PRが含まれます。
【体験談】50代女性・再就職後に直面した“電話の怖さ”と、就労支援が支えた翌日
「就職できたら、あとは自分の問題だと思っていた。」
——Iさん(50代・事務)。月末の一本の連絡漏れをきっかけに、電話の音が怖くなった翌日。入社後の“支え”が動いた話。
📅 月末の夕方、連絡がひとつ抜けた
再就職から2か月目の月末。
何気ない取引先対応の電話がIさんに回ってきた。
「この件で、○○さんいますか?」——そう言われて、彼女はふとその方がどなただっけ?と抜け落ちたようにあたりを見回しました。
顔を見れば思い出すと思ったようですが、どうも周りが午前の慌ただしさでバタバタしていたようです。
「後で確認して折り返しいたします」とIさんは答えて、あとで確認しようと思ってました。
するとその日の夕方ちかくに、部署の上司がIさんの元に来ました。
「Iさん、〇〇さんあての電話うけなかった?」
「あ!」
つい忙しさにより伝達が抜けた。
先方と担当の方は怒っているようで、Iさんの心の中では「やってしまった!!」という思いで埋め尽くされました。
夕方、先方と社内の行き違いで場の空気が固くなる。直接の叱責はない。それでも、帰り道まで胸のざわつきが残った。
📞 翌朝。「大丈夫」と言いながら、顔はそう見えない
出社して最初のコール。肩が先に上がる。
先日の一件も知り、面談で同行支援員からも説明を受けていた事情を知る部署の上司が声をかけます。
「Iさん、大丈夫?」
Iさんは「大丈夫です」と返す。表情は大丈夫そうに見えなかった。
この日、上司がしたのは就労移行支援の担当者へ連絡を入れたことだけ。席替えや免除などの特別な配慮はなかった。現実はそこで止まっている。
実際に、今下手に専門家でもない自分が配慮や介入すると、私が委縮してますます気を使ってしまうように思ったようです。
そのため、信頼と援助してくれた担当へ連絡して、アドバイスとフォローを就労支援の担当者に委ねたようです。ーIさんの主観でのご意見・見解なので正しくは不明ですー
🧑💼 アフターフォロー——手順は教えない、事実を並べ直す
同日、就労支援のアフターフォロー面談が入った。
Iさんに就労支援員は、カリキュラムでやったミスを減らす工夫やアドバイスを思い出して、とアドバイスをしたようです。
そして、会社側から伝わっている評価(勤怠は安定/ふだんのやり取りは丁寧)を第三者経由で共有。
このことから、Iさんは自分が職場で評価をされていて、期待も受けていたのだと実感して気持ちが軽くなったそうです。
結果自分の働きが認められて役立っている、それが理解できたため。
自己否定の気持ちが徐々に薄れて行った。
🔄 数日〜数週間の変化(Iさん基準)
- 夕方の沈み込みが短くなった
- 社内で迷ったとき、黙ったまま終える回数が減った
- 欠勤・遅刻はなく、翌日も出社できた
Iさんの言葉
「五十代だし、就職したあとはもう“こっちの問題”と思っていました。
色々と自分で追い込んでいたのかもしれません。アフターフォローのおかげと、入社時に提出した評価・自己分析シートを上司が把握してくれていたおかげで助かりました。」
Iさんの場合は、キャリアがあって発症を期に就労移行支援で「障害者雇用」を考えた経緯がある方です。
ですので、就職した後はもう自分の!と自分できちんと解決しないといけないという思いに固まって、自分を追い詰めていたんですね。
📌 この後日談で伝えたいこと(一般論)
- 入社後も相談できる前提があると、“翌日”を保てる
- 定着フォローの内容や頻度は事業所・地域・状況で異なる
- 具体のやり方は人によって違うため、本記事では公開しない(支援員の仕事)
メンタル疾患のある人は普段は問題なく対処できても、何か起きた場合。見方が狭まって普段は冷静に考えられる人でも、冷静に考えられない状態になることがあります。
こちらクリニックで解説されているページですが、頭の働きに影響ある疾患の中にIさんの患っていた統合失調症もあります。
そのため、就職した後も、定着フォローで働き続けるためのサポートがあるんですね。
✅ 見学・体験で確認してほしい3点
- 入社後の定着フォローの有無と利用期間の目安
- 連絡手段と頻度(来所/電話/オンライン)
- 企業連携時の同意と情報共有の範囲(誰が・何を・どこまで)
これらの確認と体験見学で✅が必要な理由
就労移行支援は数多くの事業所がありますが、事業所のキャパや相談員の数などで出来ないカリキュラムがあったりする場合があります。
そのため、自分の求める援助や支援があるのか絶対に確認しましょう。
📨 相談の入り口
今、迷っている事がある。
自分の期待したものが、そこにあるかどうか?自分のお住まい地域の事業所でできるのか、聴いてみるのが一番です。
勿論、電話ですべて確認できる問題と、実際に見て見ないと分からないものがあります。ですので、安心なのは見学と体験を経て質問をして、確認する事です。
見学のポイントやアドバイスの書いた記事はこちらにあります。興味があれば参考にしてみてください♪
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🔗 見学問い合わせ先
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就労移行・定着支援の見学/体験
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