生活保護で損しない障害加算|B型×就労控除×送迎昼食×地域差完全ガイド

障碍者年金・手帳関連

生活保護で障害者が一番加算を多く貰う方法を解説

生活保護で損しない障害加算|B型×就労控除×送迎昼食×地域差完全ガイド

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「働いたら、そのぶん全部ひかれるんでしょ?」


——いいえ、“全部”ではありません。生活保護には就労控除があり、働くほど手元が増える設計になっています(必要経費控除+基礎控除+新規就労控除など)。厚労省の手引きにも明記されています。厚生労働省+1


まず結論:この順でチェックすれば“損しない”

  1. 障害者加算の対象か(等級・根拠の種類:手帳か年金か/自治体差)

  2. B型の通所は“送迎・昼食あり”の事業所を選ぶ(実費負担の軽減)

  3. B型の工賃は“就労控除の範囲に収める”(手取り最大化・作業日数の最小化で負担軽減

  4. 地域差とケースワーカー裁量(手帳だけで認める自治体も)

この記事は“合法的に、制度の枠内で”損しないための実務ガイドです。

最終判断は担当CW(ケースワーカー)に確認してください(自治体実施・地域差がある制度です)。厚生労働省


障害者加算:どこから対象?(精神2級/身体3級の目安+自治体差)

  • 原則の目安

    • 身体障害:手帳 1–2級=重度3級=中度で加算対象になる類型が一般的。

    • 精神障害精神障害者保健福祉手帳2級(年金なら2級)からが目安。3級は対象外とする解説が多いです。hogoland.net

  • 自治体差/根拠差

    • 手帳等級で加算OK」とする自治体もあれば、障害年金等級の該当を重視し、手帳のみでは不可とする運用もあります。最終確認は担当のケースワーカーもしくは自治体へ。seikatsuhogo.biz

  • 金額の例

    • 生活扶助の基準体系に障害者加算の枠があり、地域(級地区分)ごとに額が異なります。最新の制度概要にも「特定世帯には加算がある(障害者加算等)」との記載があります。厚生労働省

ポイント:“どの証拠(手帳/年金)に基づくか”が実務の分かれ目

迷ったら両方の等級を把握して相談しましょう(例:身体手帳3級だが年金2級の人は、より有利な根拠で申請)。seikatsuhogo.biz


B型(就労継続支援B型)の選び方:送迎・昼食“あり”がコスパ良

  • 送迎あり/昼食提供ありの事業所は、交通費・食費の実費負担が減る実質の可処分が増えやすい

  • 送迎・昼食は自治体や事業所の裁量(自己負担の有無)もあるため、見学時に必ず確認を。

  • 工賃(収入)は就労控除の対象範囲内で調整すれば、生活保護費の減り方を最小化できます。公的資料にも就労収入の一部を手元に残す趣旨が明記されています。厚生労働省

ファンキーガイ・リョウ
ファンキーガイ・リョウ

就労控除というものについて説明すると、仕事をするとなると。ガス代節約でシャワーを浴びない、穴の開いた靴でうろついていいわけがない。

動かないからこそ、「一日一食」で済ませてる生保者も。仕事をすると腹がへり、節約してるリソースが減るわけです。それの経費補填と就労意欲の向上を目的として、この就労控除という項目があります。

菅原 晴美
菅原 晴美

最低限に工賃を抑えて、お昼代も浮かせられれば健康的にもいいですし……。障害者の生活保護者にはありがたいシステムですね。

ファンキーガイ・リョウ
ファンキーガイ・リョウ

勿論これは作業所だけ適用されるシステムじゃなく、パートや一般就労もこれにはいるぜ。

 

 


「働いたら全額ひかれる」は誤解です:就労控除のしくみ

生活保護の就労収入は、

  1. 必要経費(通勤費・社保料など)を差し引き、

  2. さらに基礎控除(収入比例)、条件に応じて新規就労控除(月額基準)や20歳未満控除等が加算され、

  3. 残った分だけが収入認定(=保護費から差し引かれる)されます。厚生労働省+1

厚労省の制度資料:

  • 勤労控除…「就労収入のうち一定額を控除し、就労の手取りを確保する仕組み」+新規就労控除/20歳未満控除の規定あり。厚生労働省


参考:基礎控除の“目安テーブル”(簡易)

自治体・年度で差が出ます。下の表は市民向け解説の引用要約(最近更新)で、“考え方の目安”として利用してください。正確な金額はあなたの自治体の担当へ。trial-business-succession.jp

月収(就労収入・必要経費控除前) 基礎控除の目安
〜15,000円 全額控除(=この範囲は保護費が減らない)
15,200〜18,999円 15,200円
19,000〜22,999円 15,600円
23,000〜26,999円 16,000円
27,000〜30,999円 16,400円
…以降、4,000円ごとに+400円で増加(例:63,000〜66,999円→20,000円)

さらに条件により、新規就労控除(月額基準の加算)20歳未満控除(約11,600円の水準が示される公的資料あり)が上乗せされるケースがあります。最新制度概要に“就労収入に応じて設定/全額控除額15,000円”などの説明が示されています。厚生労働省

ファンキーガイ・リョウ
ファンキーガイ・リョウ

勘違いされやすいのが、新規就労控除は基本的に学生が卒業して就労した場合に最初につく控除です。

※札幌の自治体に対する扱い。


実務:B型の工賃は「就労控除の帯」に合わせて調整

  • 狙い“全額控除帯”や“控除が厚い帯”に収めると、可処分が最大化しやすい。

  • やり方

    • 事業所と月の通所日数/工賃見込みを共有 → 就労控除テーブルに当てる

    • 送迎・昼食ありの事業所を選び、実費の目減りを抑える。

    • 初就労なら新規就労控除の対象期間(最大6か月の枠)を忘れない。厚生労働省

「B型で就労控除内に抑える」=グレー攻略ではありません。

制度の趣旨(働くほど手元が残る)に沿った“損しない使い方”です。厚生労働省


地域差・裁量:ここだけは要注意

  • 生活保護は自治体実施級地(1〜3級地)差ローカル運用差があり、障害者加算の根拠(手帳/年金)の取り扱い証明書類の要求水準自治体・ケースワーカーで異なることがあります。厚生労働省

  • 現場では「手帳だけで済む」運用のケースもあれば、「障害年金の等級が必要」とされるケースも。あなたの地域の基準を必ず確認してください。seikatsuhogo.biz


心の味方として:働いたら“全部ひかれる”と思っていたあなたへ

あなたの不安は当然です。
それでも制度は、働く人の手元を増やすように作られています。
送迎や昼食で出費を減らし、就労控除で減額を抑える。
それはズルではなく、あなたが前を向くための“正しい使い方”です。

ファンキーガイ・リョウ
ファンキーガイ・リョウ

中にはそんなはした金のために定期的に働くのがばかばかしいとして、朝まで酒を飲んで豪語する生保者もいる。(リョウの身近にそういうケースあり)
働こうとするだけでも普通に立派なもんだと思う。

 

 


相談・次アクション(5分でできる)

  1. 自分の等級と根拠を整理(手帳の等級/障害年金の等級)。

  2. 自治体の相談窓口に一本電話(障害者加算の根拠・金額・必要書類)。

  3. B型の見学予約:送迎・昼食の有無、工賃レンジと通所日数を確認。

  4. 就労控除テーブルに当てはめ(本記事の表は目安。自治体数値を優先)。trial-business-succession.jp


よくある注意点

B型とA型は収益が発生するため、場合によっては交通費や社会保険関連も控除にはいります。

ただ、「就労移行支援」こちらに関しては、訓練のための施設なので工賃は発生しません。

交通費が発生する場合、また通う頻度ではかえって出費が増えるケースもあります。勿論、これは就労を目標としたら付きまとう問題ですので……。

訓練段階で、金銭コントロール。働く生活で発生する出資に慣れる、備える必要があります。

障害者年金受給者における生活保護就労の注意点

障害者年金で2級クラス、とくに基礎+厚生で普通より高い金額が付いた生活保護者には注意が必要です。

  • 基礎的な収益が大きいので稼ぎをコントロールしないとすぐ打ち切りラインに達する
  • A型などの最低賃金で働くところは要注意
  • 最低賃金が上がっても控除は変わらない!
  • 短時間パートもコントロールが必要
ファンキーガイ・リョウ
ファンキーガイ・リョウ

もう打ち切ってやっていけるくらいの回復、症状固定状態で立ち回りが確立できるならいいが。通院費など、生保がないと成り立たない場合。
打ち切りラインに乗らないよう注意が必要だぜ、特にパートやA型などは最低賃金上昇のタイミングは要注意だぜ。

 

最終結論 生活保護と障害者が一番損をしない方法!

 

・生活保護+障害者加算+就労控除(15000円)

これが一番、損をしないで得をする受給スタイルです。

なお、生活保護を打ち切って自活して生活していくのを目標としている場合は「就労移行支援」がおすすめです。

働く未来をあきらめない就労移行支援【パーソルチャレンジ・ミラトレ】

面接に支援員が同行してくれるのもメリットですが。役所のケースワーカーからの無理に思える「就労指導」にたいして、障害者就労の訓練を受けているという説明も可能です。

参考・根拠(主要ソース)

  • 厚労省「生活保護 実施要領(令和6・7年度資料)— 勤労控除(基礎控除・新規就労・20歳未満控除)、基礎控除額表の存在、自治体実施」厚生労働省+2厚生労働省+2

  • 解説サイト:障害者加算の等級目安(身体3級・年金2級/精神は2級〜、3級は対象外の扱い解説)hogoland.net

  • 実務向け整理:手帳と年金の等級は“別物”、自治体によって根拠扱いが異なる点の注意喚起seikatsuhogo.biz

  • 基礎控除の簡易表(目安):収入区分ごとの基礎控除金額の例(4千円刻みで+400円、全額控除帯の存在)trial-business-succession.jp

※金額・区分は毎年度の見直しや自治体運用で変わり得ます。あなたの地域の福祉事務所の案内を最優先にしてください。

 

 

 

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